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リハビリ記録その176

2017-7-2
山内正敏

 春を飛び越していきなり夏となり、今までの屋外訓練不足を吹き飛ばすように順調に訓練が進み、記録も出ています。

 まず距離歩行ですが、20日頃までは異常に遅い春(というか5月末までずっと冬だった)のために練習量が全然足らずに、今イチのタイムだったものの、6月下旬からは調子も上がり、2年前に出したベストに近い記録が出るようになっています。昨夏が天候不順と介護カオスの問題で、休暇中すら「速く歩けた」と思えたことがほとんどなかった(新記録は11kmで一回だけ)のにとは雲泥の差と言えるでしょう。ただし、加齢による「ピッチが遅くなる」現象はいかんともし難く、一定の速度を長時間に渡って維持するスタミナの向上でベストに近い記録が出ているので、これをリハビリというべきかは疑問ですが、リハビリの成果ということは間違いないでしょう。
 松葉杖のほうは、昨年から始めた6km弱の坂ありコースで2時間11分と、昨年のベストを既に6分以上更新しています。これは急坂部を除けば時速3kmを2時間近く維持したことを意味していて、松葉杖としては上出来です。病院の廊下でも片道85mを30往復ペースを全く落とさずに1時間42分で歩いており、平地なら時速3kmを続けられるようになっています。もっと短い距離だともっと早く、陸上トラック550mを9分半以内で歩いています(時速3.5km)。ちなみに陸上トラックで歩いたのは、毎年恒例の松葉杖vsランニングの競争で、過去で一番の僅差となりました。その時のゴール直前の模様は 動画にアップしています
 プールは6月23日から丸2ヶ月の夏休み(夏休みが数年前から2ヶ月になってしまった)に入る前に、階段で四つん這いから足を伸ばす訓練(階段の位置や両手・片手を使うかといった組み合わせが沢山ある)で、今まで出来なかった組み合わせが出来るようになったほか、他の組亜合わせの成功率も上がって、久々に急な進展を感じました。要するにプールリハビリは今でも効果があるということを意味しています。実は2年ほど前に、プール(維持コストが高い)を廃止する案が県都ルーレオで議論されていて、それはなんとか回避出来たのですが、その際にリハビリの効果があった例として報告されていた模様です。

 最後に無駄話です。
 キルナの不燃・粗大ゴミ捨て場(最終処分場)で 大火事があり 、約3日間、有毒ガス成分を含むと思われる煙が(風向きが悪くて)市内に吹き続けました。燃え始めて1時間で、 外出を控えるように緊急メッセージが「住所キルナ市」に登録している全ての携帯(SMSメッセージ)に、2時間以内固定家庭電話(自動音声)に流れ、翌朝も繰り返されたのにはびっくりしました。
 不幸中の幸いだったのは、発火から丸2日雨気味だったこと(それで消えないのが最終処分場火災の怖いところだけど、煙の拡散が少しは抑えられた)と、学校が夏休みに入ったばかりで、アパート類で一番火元に近かった(しかも煙が直撃した)学生寮もほとんど人がいない状態でした。
 私への影響ですが煙の一部が2度、それぞれ2時間ずつ直撃した他、外での訓練が出来なかったこと(雨の合間の曇りは絶好のトレーニング気候)ぐらいです。当然ながら火事直後の週末はキルナ市の人々は煙の無い別荘などに出かけて市内はガラガラでした。

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