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リハビリ記録その94

2010-9-5
山内正敏

 6〜7月が不順だったので、遅れた夏が8月に来るかと思いましたが、気温は確かに高かったものの好天は少なく、結局日光浴の殆ど出来ない夏で終わりました。

 日本での国際学会(プログラム関係の雑務を引き受けている)まで1ヶ月となり、それに殆ど時間を食った8月ですが、リハビリはそれとは関係無しに進んでいます。夏の定番である長距離歩行(7〜9km)は週に3回程やって、今週に至っては小雨逆風気温3度の最悪コンディション(二度とやりたくない)ですら8kmを1時間40分以内で歩いています。追い風の好天だと、遠回りの8.5kmが1時間35分以内で歩けます。
 その総決算という訳ではありませんが、毎年8月末に開かれる市民ランニング・ウォーキング大会の5km部門(距離は6km弱)に今年も参加しました。高低差が全部で100m以上もあり平地が全体の1割という坂道コースですが、タイムは1時間18分と(病気後)初参加の昨年より10分近く更新して、一番遅い犬散歩組と殆ど同時でゴールしました。昨年から今年にかけて速くなったのが下り坂だから、それのお陰だろうと思って後からタイムを調べると、何故か下りは去年とタイムが変わらず、意外にも登りで大きくタイムを縮めていました。来年こそは下りでもっとタイムを縮めようと思います。
 松葉杖は歩行器より大きな進展が有り、急坂登りでも足を踏み出してから地面に付けるまで片方の杖しか使わない(記録では交互杖と呼んでいる)歩き方が出来るようになった他、3年前から使っている1.7kmコースで、昨年よりも遥かに良いタイムを出した7月(1時間20分)よりも更に10分も更新(1時間10分)して、2年前に膝バンド付きで歩いていたタイムと10分も変わらなくなりました。この分だと来年に1時間で歩けるようになる筈で、回復は減衰するのでなく対数的にずっと続くという仮説に沿った回復している事がわかります。
 同じ対数スケーリングを、現在膝バンドを付けている松葉杖での階段昇降に当てはめると、開始したのが昨年6月ですから、2009年の4年後の2013年に膝バンド無しで階段を登れるようになる筈です。それを念頭に最近の階段昇降訓練を見直すと、闇雲に登っていた去年と違い、安定感が増して膝への力配分とか考える余裕が出て来ていますから、1年分としては十分な進展がある事が分かります。そればかりか、手すりを使っての横向きの昇降は、主に腕力と握力の向上のお陰で、開始から半年余りで膝バンド無しで出来るようになりました。もしかすると回復は対数よりも少し早いかも知れません。

 そんな具合でリハビリは着実に進んでいますが、7月に始まった介護の混乱は8月も尾を引いて、一ヶ月で合計10人の介護にお世話になる羽目になりました(通常は3人)。何とかそのうちの2人(キルナ在住4ヶ月のブルガリア人と昨年高校を出たキルナ人で、スポーツ系ではないけど許容範囲)を確保して9月はローテーションを組んでいます。幸い、10月の日本出張では介護を連れて行かない事にしていたので(その為に同僚に同じ飛行機に乗って貰い、かつストックホルム空港で臨時介護を頼んでいる)、前回までみたいに『連れて行く介護』という問題はありません。

 最後に例によって無駄話です。
 鉱山の採掘が地下に伸びる関係で、キルナ市の一番古い市街地(駅や国道や市役所や教会や市民会館や合同庁舎や商店街がある)を何処に移転するかが過去6年間のキルナ市の最大の話題でしたが、3年前の仮決定(北西部に新しい中心街を作る)がこのほど覆されまして、東に移動する事になりました。土地の予備調査の結果、元々の候補地が移転に相応しくないという結果が出た為ですが、街の商店街が東に移動している現状を追認した感じの決定変更です。尤も鉄道だけは既に新ルートで工事が始まっているので(それに合わせるべくタイムリミットの3年前に鉱山会社にとって一番良いルートに決定した)、再来年から駅が街から完全に切り離され、今までみたいに歩いて行ける距離でなくなります。

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